米国太平洋岸北西部には、シアトルとタコマという2つの主要港があります。どちらも同じ湾(ピュージェット湾)に面しており、距離も近いですが、取り扱い貨物の種類や航路の特徴に違いがあります。
シアトル港の特徴 ¶
シアトル港(ポート・オブ・シアトル)は、アジア向けコンテナ輸送の主要拠点です。特に日本・韓国・中国向けの定期コンテナ航路が充実しており、大手キャリアの多くがシアトルを寄港地に含めています。ターミナルはT-18とT-30が主要なコンテナターミナルです。市街地に近いため、小規模な輸出業者がトラックで持ち込みやすいという利点があります。
タコマ港の特徴 ¶
タコマ港(ポート・オブ・タコマ)は、シアトルの南約50kmに位置します。コンテナ取り扱い量はシアトルより多く、特に農産物・自動車・重量物の輸送に強みがあります。Cedar Harbor Lineの自社倉庫もタコマ港近郊に位置しており、コンテナ到着後の荷卸しと一時保管を効率的に行えます。倉庫からターミナルまでのトラック距離が短いため、デバンニング後の再輸送コストを抑えられます。
どちらを選ぶべきか ¶
仕向地がアジア(特に日本・韓国)で、貨物量が小口(LCL)の場合はシアトル港発の便が使いやすいです。農産物・食品・重量物で、タコマ近郊から搬入できる場合はタコマ港が効率的です。Cedar Harbor Lineでは両港を使い分けており、貨物の種類と量に応じて最適な港をご提案します。
港湾費用の比較 ¶
シアトル港とタコマ港の港湾費用(THC:Terminal Handling Charge)は、時期や航路によって異なりますが、おおむね同水準です。ただし、倉庫からの搬入距離によってトラック費用が変わるため、トータルコストで比較することが重要です。Cedar Harbor Lineでは、搬入地点から出港港までのトータルコストを含めた見積もりを提供しています。
港の選択は、輸送コストと効率に直結します。初めての方は、貨物の搬入場所と仕向地をお知らせいただければ、最適な港と航路をご提案します。